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2018.04.20
コラム

2017年度 第8回強化合宿レポート

日本財団パラリンピックサポートセンターの広報インターン活動でパラ射撃の取材をさせていただいております学習院大学の山口史恩です。

今回は、2月10日~12日に実施された強化合宿の様子をお届けいたします。静岡県藤枝市のスポーツパル高根の郷で行われたこの合宿の目的は3月のW杯と5月の世界選手権に向けての強化ということで多くの選手が集まりました。一定の距離に置かれた標的に対し、ライフルあるいはピストルを使用して射撃を行い、その点数を競う射撃競技。 距離は10mと50mで選手によって専門は異なります。


(左が10m、右が50m)


練習では、パソコンを用いたスキャットと呼ばれる器具を使用し、自分がどのように的を狙い射抜いたのかを可視化することで技量アップにつなげているそうです。

引き金をひいた時に、ズレが生じないように上半身で反動を受け止めるなどの技術が必要で、試行錯誤しながら自分の形を見つけることが大事と話してくれた大滝さん。

自分に合った銃と弾を選び、信頼して使うことが重要だと語ってくれた岡田さん。

強化指定選手の選考基準や大会派遣選手を決める記録会は、本番さながらのシミュレーションで行われ、全選手が自分のペースで撃ち続ける射場には緊張感が漂い、後ろからは、監督、スタッフの方々が熱い視線を送っていました。


射撃は誰でもできるスポーツだが、日本では競技人口が少ないと嘆いた渡邊さん。子どもたちでも気軽にできるようにボトムアップを図ることが強化に繋がると話してくれました。さらに、射撃は、非常にタフで強い精神力が求められ、普段の生活で経験できないようなプレッシャーがかかるが、それを乗り越えることがこの競技の醍醐味だと語ってくれました。

的を狙う際の上半身の使い方などの技術に加えて、「絶対に当てる」という強い精神力が求められる射撃競技。選手に話を聞けば聞くほど奥が深いことが分かりました。自由練習では選手同士でのアドバイスやサポートの方々との一体感、監督の細かい指導など和気あいあいとしつつも、それぞれが真剣なまなざしで撃つ姿には緊張感がありました。


パラ射撃をもっと有名にしたいと話してくれた佐々木さん。

パラ射撃をもっと身近に、もっとメジャーにしたいという選手、スタッフの思いは強く、まず、そのためには大きな大会で結果を残すことが重要だといいます。今後、3月にアラブ首長国連邦アルアインで行われるW杯、5月の韓国チョンジュでの世界選手権での活躍が2020年の東京パラリンピックに繋がることは間違いありません。 これからの活躍に期待大です。頑張れJAPAN!!

この記事を書いた人

山口 史恩
学習院大学 新聞社

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