日本パラ射撃連盟

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連盟情報

会長挨拶

 日頃よりパラスポーツならびにパラ射撃スポーツへのご理解とご協力を賜り、心から感謝申し上げます。2020東京オリンピック・パラリンピックは多くの皆様のご支援とご声援のおかげで、コロナ禍の中開催することができました。大会に参加した選手・役員・ボランティアの皆様にとって、世界のアスリートや役員とともに過ごした、二度とない価値ある機会であったと思います。


 選手強化においては多くの課題があります。選手個々の力量向上ならびに発掘・育成、チームのマネージメント等、2024年に迫るパリ大会のみならず、2028年ロサンゼルス大会、さらにその先を見据えた取り組みが急務です。2021年度からコーチ・スタッフ設置事業を活用させていただき、人的体制の充実を図っています。関係各位のご指導・ご協力を賜りながら、強化戦略プランに沿った計画的な強化、選手発掘・育成体制の整備などの施策に努力してまいります。


 障がいの有無・年齢や性別に関わらず取り組めるのが射撃スポーツの際立った特徴です。そこには、共生社会の実現に寄与する大きな力があると確信しています。その価値観を共有する公益社団法人日本ライフル射撃協会と連携し、オリパラミックス競技の実施などに取り組み、射撃スポーツから共生社会実現に貢献してまいりたいと思います。


 スポーツは多くの方の応援で成り立つ活動であることは言うまでもありません。弊連盟はパラスポーツの団体としては比較的早く法人化いたしました。しかしながら、組織運営基盤に関してはまだまだ改善・強化を進めていかねばなりません。組織の成員一人一人がスポーツインテグリティの理解をより深め、活動に反映してまいります。


 私たちは、射撃というスポーツを通して、多くの人々が自己実現に挑戦し、成長する機会を提供したいと考えております。年齢・性別・障がいの有無を問わず、射撃を横糸にして人々がつながり合い場を提供します。そして、誰もが生き生きとして暮らせる社会の実現に貢献していきたいと思います。今後とも弊連盟の活動に一層のご理解・ご協力を賜りますようよろしくお願いいたします。



特定非営利活動法人日本パラ射撃連盟

会長   長谷川 勝壽