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2019.10.10
コラム

パラサポ学生広報インターンレポート パラ射撃、シドニー世界選手権直前合宿レポート(2)

パラリンピックサポートセンター・学生広報インターン事業のインターン生による取材記事です。


2019年10月9日(水)~10月19日(土)の日程でオーストラリア・シドニーにて開催される 2019年WSPS世界選手権・シドニー大会に向け、9月21日から23日までの二泊三日で出場選手8名が直前合宿を行った。この合宿では、コンディションの調整や最後の追い込みを目的として、選手たちは練習に励んでいた。私が話を聞いたのは50mライフル伏射、10mエアライフル伏射の2種目に出場する岡田和也選手だ。

岡田選手は事故で左腕を失くしており、元々はSH2という、より障がいが重いクラスだった。しかしそのままでは50mライフルもやりたい!という自身の強い希望が叶えられない(SH2クラスの選手は50mライフルの技能試験の受験資格がない)ため、義手を付けることで、50mライフルにも挑戦できるクラスに移ったという。

2種目に挑むことに負担は感じないかと尋ねたところ、「大変さは全く感じない」と即答。「フォームが変わるわけでもないし、的との距離と高さが若干変わるだけだ」と笑って話す姿は堂々としていた。

また、銃を構える前のルーティンについて尋ねると、顔の乗せ具合が少しでも狂うと着弾がコンマ数ミリ変わってしまうため、ウエットシートで顔を拭くこと、銃のねじを締める順番が決まっていることを教えてくれた。

来月行われる世界選手権には初出場ということで気合十分。銃のメンテナンスにも重点を置いている様子だった。「銃に話しかけるような気持ちで手入れをしている」と話す姿からは選手と道具との関係性がいかに大切であるかが垣間見えた。

木下選手、岡田選手をはじめとする8人の強化指定選手が出場する、シドニーでの世界選手権まであと二週間。来年のTOKYO2020に繋げるという意味でも重要な大会になることは間違いない。


【WSPS世界選手権 オーストラリア、シドニー 2019年10月9日~10月19日】

岡田和也選手の出場種目

R3 エアライフル伏射60発混合SH1クラス 10月12日:本選、決勝

R6  50mライフル伏射60発混合SH1クラス 10月17日:予選 10月18日:本選、決勝

競技成績

https://results.sius.com/Events.aspx?Championship=Sydney2019WSPSChampionships20191010SydneyAUS


(この強化合宿は、独立行政法人日本スポーツ振興センター(JSC)競技力向上事業助成金により実施されました。)

この記事を書いた人

島田 実侑

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